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大凧合戦は400有余年の歴史を持ち、県無形文化財にも指定されている五十崎町の伝統行事。
毎年5月5日、小田川をはさみ数百統の大凧が空中に乱舞、“ガガリ”と呼ばれる刃物で相手の糸を切り合う
勇壮なものです。また、凧踊り、子供凧合戦、大凧出世太鼓ほか、
観光客が体験できる観光凧揚げも行なわれています。
凧の歴史・種類など、凧についてもっとよく知りたい方は、『凧博物館』へお越しください。
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五十崎町は周りを緑の山々に囲まれた人口6,000人弱の小さな町で、
愛媛県の内陸部に属し大洲市へ約15km,松山市へ約40kmに位置しています。
また西部は大洲市、北部は内子町、南部は肱川町、南東部は河辺村に隣接し、
周囲は西にパラグライダー基地のある神南山(710m)、南に大森山(729m)がそびえています。
水系は肱川の支流小田川が北から南に約6km縦断し、流域は平坦な盆地で標高は、
平坦地で40m,山間部で200m〜600mあります。

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凧の歴史は古く、鎌倉時代からの伝統的な凧が五十崎町の、けんか凧です。
けんか凧は、戦うためのシンプルで軽量な操作性に優れた凧です。
毎年5月5日に行われる大凧合戦では、500統もの凧が糸を切り合います。
くわしくは、大凧合戦のページにて紹介いたします。
合戦に使用するものは、165cm×135cmで大変大きなものです。
しかし、もっと大きなものでは凧合戦当日に特別にあげる出世凧があります。
これは3m×4mあり、大人が4〜5人以上はいないとあげることができません。
この大きな凧に、両親が願いをこめてその年生まれた赤ちゃんの名前を書き大空にあげるのです。
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凧の表に書いてある文字は、凧文字といって五十崎町独自の文字です。この文字は、
近くから見るとよくわかりませんが、空中に揚がっているとよく見えるように工夫された文字なのです。
和紙いっぱいに文字を書いて、迫力を出すという効果も狙っています。
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たくさんの大きな凧を作るには、大変時間と労力が必要です。五十崎町には、それらの凧を制作する
凧師とよばれる人たちがいます。その他に凧文字や凧のデザインなど専門の仕事をする人もいます。
そういった方々にご協力頂き、数百の凧をあげる凧合戦のようなイベントができるのです。
凧を欲しい方・作ってみたい方は、五十崎町観光協会(0893-44-2121役場内)もしくは、
凧博物館(0893-44-5200)に電話をして頂くと凧師の方を紹介いたします。
しかし凧作りの依頼は多く、先生方も忙しいので、凧師の方との交渉は、個人で行なってください。
凧作りの材料は凧博物館でも販売しております。
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凧の材料は、竹と和紙と糸ですが、和紙は、五十崎町の特産品でもある大洲和紙を使用します。
大洲和紙は、五十崎町の天神産紙工場をはじめとした和紙工場で手漉きで生産されています。
天神産紙工場は見学もできますので、興味のある方は、ご連絡を下さい。
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まず、135cmと170cmの竹ひごを用意したらナイフでよく削りましょう。
(均等に薄くなるように)薄くなったら、図のように組んで下さい。
ここで注意して頂きたいのは、縦の竹は下で横の竹は上になっていることです。
竹の外側の部分(背中)は上になっています。風を受けることを考えた設計なのです。
この段階で、横の竹の端と縦の竹の一番下を糸でよく結んで下さい。
次に五十崎町特産の和紙を用意したらのりを付けた骨を裏返しにして置きます。
そしてはしっこを骨を包むように折り返して糊付けしていきます。
上部の骨2本は突き出たままの状態になります。
余った和紙で包み、糊付けしてください。
もっと詳しく作り方を知りたい方は、凧博物館にて販売している
『やさしい和凧・四国・中国・沖縄編』(大橋栄二著・誠文堂新光社 ¥1,500)を
ご覧下さい。
好きな絵をかいたら出来上がりです。後のデザインは皆さんの好きなように
仕上げてみてください。字凧にしても、絵凧にしても結構です。
ちなみに五十崎の凧は、基本的には字凧です。
凧師の方によっては、武者絵を描かれる方もおられます。
また、日本以外の凧・四国以外の凧について知りたい方は、
『世界の凧』(斎藤忠夫著・保育社 ¥620)および
『やさしい和凧・(北海道〜九州編)』(¥各1,500)を凧博物館でご覧下さい。