八日市の大凧は、今から300年以上も昔、江戸時代の中頃、
男子出生を祝って5月の節句に鯉のぼりと同じように揚げられたのが
始まりで、技術の進歩に伴い、徐々に大きくなっていきました。
現在は成人を祝う行事や大きな行事がある時揚げられています。
この凧の特色は、上部に魚・鳥などを墨で描き、下部には赤色で
文字をあらわしてこれに意味を持たせる『判じもん大凧』であることです。
例えば上に鯉を描き、下に美と書くと『恋は美しい』となるわけです。
またもう一つは、類を見ない『切り抜き工法』により凧の抵抗を少なくし、
揚げ糸の強度と凧の大きさのバランスをとっています。