4−2 NC工作機械の種類

4−2−4 NC型彫放電加工機



放電という現象を利用して工作物を加工する物で、下図のように、工作物と電極との間に直流電荷をかけると、放電が起きる。この放電によって、工作物の表面が微妙にとける。この現象を利用して穴あけ、切断、型彫等を行う加工法である。NC型彫放電加工機の特徴は、超硬合金のような非常に堅い金属や導通のある非金属でも容易に自由な形に加工できる点がある。したがって材料に導通性が必要になる。加工液には、油、水、乳化液などがあり、一般には灯油が多く使われている。
NC型彫放電加工機の構造
放電現象の原理



NC型彫放電加工機の主な用途

NC型彫放電加工機は、汎用放電加工機に対してプログラム機能を持つため、自動位置決めや電極の揺動運動および加工条件の登録、自動変更といった点で性能的に優れ、同時3軸制御等のNC機能を持っており、複雑な形状の金型等の加工に使用されている。

主な仕様(Aー3 Sodick社)

機械本体寸法
(電源含む幅×奥行×高さ)

1,760×2,370×2,320mm

機械本体重量

1800s

作業台寸法(幅×奥行)

600×400mm

テーブル左右移動距離(X軸)

350mm

テーブル前後移動距離(Y軸)

250mm

テーブル上下移動距離(Z軸)

270mm

加工タンク容量

163リットル