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歯長峠を越えて約15km宇和町よりは約5kmほど、静寂な山地へ入る。
仁王門からは、山を背景に唐破風造りの本堂がみえる。欽明天皇の勅願により、
円手行者が千手観世音を安置し、七堂伽藍を建立して開創し、後の天平6年(734)
には寿元行者が、紀州熊野より十二社権現を勧請して十二坊を建立し、修験道場として
法灯を伝承した。やがて弘仁13年(822)弘法大師が巡錫し、嵯峨天皇の勅願により
荒廃した伽藍を再興して霊場に定められた。また、建久5年(1191)には源頼朝が
池の禅尼の菩提のため阿弥陀如来を造顕し、経塚を築いて堂宇を再興し、山号を
「源光山」に改めている。現存の御堂は宇和島藩主伊達氏が寛文12年(1672)に
建立したもの。第35世の尊栄が西園寺氏と縁戚関係を結んでから、寺は明石家代々の
世襲による管理となった。
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